おはなしの主人公は、わたしと同世代の女性とその母親。ふつうの人生をふつうに歩んでいたつもりが、ささやかな違和感がつみかさなり、みしみしと心身が軋んでゆく娘と、日本という異郷で最愛の娘に必死でむきあってるものの、なんとなくズレてしまう母親。
ず〜っと書きたいと温めてきた小説の執筆をとおして、"小さな文芸誌"こと「アンデル」(中央公論新社)に約半年間参加させてもらえたことは、わたしの2018年の最もしあわせな出来事のうちの一つでした!
デュフォ恭子さんによる魅惑的な表紙画。最終号のテーマは「パーティー」! 複雑な赤がじんわり沁み入ります。
"物語は
本を閉じてから
もう一度、始まる。"
「アンデル」はおしまいですが、「魯肉飯のさえずり」はまだまだ続きます。作者以上にこの小説の可能性を信じ、親愛の情をもって私を励まし、共に歩んでくださる編集者さんたちに恵まれた幸運を必ず生かさなくちゃ。
目標は2019年内刊行…言ったぞ、わたし!言ったからには、やるぞ!💪半年間、お読みくださった方々、どうかこれからも見守っていてくださいね。