🕊温聲提示🕊

温又柔が、こんなことします、や、こんなこと書きました、とお知らせするためのブログ。

「文藝2019夏号」に小説「君の代と国々の歌」を寄せました。

「文藝2019夏号」に小説「君の代と国々の歌」を寄せました。

再起動、の文字がまぶしい動く!表紙の『文藝』リニューアル号。

http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html

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きみがよ、と、何日君再來、の、君、のもとで響きあう国語たち。昭和2年生まれの台湾人の祖父と、1989年こと平成元年に祝宴をあげた本省人と外省人の叔父夫婦についてずっと描きたかったので、この作品を平成から令和にまたがる時期に平成・天皇・文学特集の一篇として発表できたことをうれしく思います。

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編集後記が頼もしい。日本の先行きは明るくない。それでも、それだからこそ、日本語を書き続ける。文学を信じる。私もまた"不遜で羽の生えたような野望"を胸に秘めている。ユーウツなことばっかりでマジメに生きてるのがバカバカしくなったり、考えれば考えるほど考えないほうが楽なような気がしてきていっそ思考を強制シャットダウンしたくなったり、うすっぺらい希望なんかいらないよ、と暴れたくもなるけど、そんなふうにのたうちまわれることは逆に正気である証だったりする昨今。めげずに再起動し続けたい。