殻を引っ越してゆく習性をもつやどかりに、世界の都市のミニチュアをかたどった「やど」を提供するプロジェクト、《やどかりに「やど」をわたしてみる》。
白水社ウェブサイトで連載していたエッセイを一冊にまとめるための準備をしていた2015年、AKI INOMATAの「やどかり」とめぐりあって感銘をうけました。わたしの初のエッセイ集が、これ以上のものはないすばらしい装幀にめぐまれたのは、AKIさんと出会えたおかげです。
そんなAKIさんの国内初となる個展「Significant Otherness(シグニフィカント・アザネス)生きものと私が出会うとき」が、いよいよ9月14日からはじまります。オープニングを祝福するべく、9月15日、伊藤豊氏とともに朗読ライブ「溶け合う、溶け出す」をおこないます。
Towada Art Center
http://towadaartcenter.com/events/inomata_opening/
重要な他者性、を意味する、シグニフィカント・アザネス、ということばを軸に、地球上に生きる生物種の共生関係を問いかけてくるAKIINOMATAの世界と、そこでしか奏でられないであろうわたしたちの朗読パフォーマンスを…
ぜひ、見に聴きに来てください。
当日は、小島ケイタニーラブも"声"だけで出演予定!ponto×AKI INOMATAが"溶け合い、溶け出す"ひとときを、ぜひお楽しみくださいませ。
ちなみにわたくしは2016年末に八戸ブックセンターへおじゃまして以来、ひさしぶりに青森に行けるのがすごくうれしくもあるのです🥰
11.土地と声をめぐって――台湾系ニホン語人はいつまでも揺れている―― |
https://www.wochikochi.jp/serialessay/2016/12/japanophone11.php