🕊温聲提示🕊

温又柔が、こんなことします、や、こんなこと書きました、とお知らせするためのブログ。

🎤「なぜ戦争を研究し、小説を書くのか」加藤陽子さんと対談しました

歴史学者加藤陽子先生と対談しました。

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「〈グッドアンセスター〉になるために、過去の〈未来〉を生きつつある我々は、今、歴史から何を学べるのか? そういったことをお二人に思い切り語ってほしい……」。毎日新聞社の記者・鈴木英生さんからのご依頼メールに始まって、対談収録日に至るまでの加藤先生とのやり取り、収録時に同席くださった小国綾子記者も含む場の熱気、文字起こしされた原稿の充実っぷり、そこから関係者でそれぞれの発言部分を研いでゆく作業……記事を完成させるまでの過程一つひとつが、ほんとうに楽しく、とにかく学びの多い、嬉しい、それでいて背筋がすっと伸びるような幸せなお仕事でした。

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取材後に記念写真として撮ってもらったお気に入りの1枚。

鈴木記者と加藤先生はもう二十年来のお付き合いだとか。そんな鈴木記者が、昨年10月に催された学問と表現の自由を守る会主催の座談会「あれから1年、私たちの自由は? そして社会は?ーー日本学術会議問題とその後ーー」で加藤先生と「共演」した私にご注目くださって実現した対談でした。ああ、連帯の「芽」はどこにでもあるのだなとしみじみ。

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紙面から溢れた部分も含む、前篇・後篇の2回に分けたウェブ版もあります。個人的には「有料記事」であることがとってももどかしいのですが……「なぜ戦争を研究し、小説を書くのか」をめぐる私たちの話を、もっともっと読みたいと思ってくださる方々に、心を込めて💌良い先祖(グッドアンセスター)を目指して勉強と努力を続けます。

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