🕊温聲提示🕊

温又柔が、こんなことします、や、こんなこと書きました、とお知らせするためのブログ。

👏鴻巣友季子さん、『翻訳、一期一会』(左右社「翻訳問答」シリーズ、第3弾)に「参加」させてもらいました

翻訳家の鴻巣友季子さんと片岡義男さんの「翻訳問答」、「英語と日本語行ったり来たり」という副題に心踊らせた『翻訳問答』シリーズ待望の第3弾、『翻訳、一期一会』が届きました。

第2弾に続き、多和田葉子さんや斎藤真理子さんら錚々たる方々と鴻巣さんの翻訳をめぐる「問答」が読める、とそれだけでも十分すぎるほど心弾むことなのに、この第3弾、なんと私も「登場」します……!

2015年秋、『歩道橋の魔術師』の著者である呉明益さんが来日の際、いまは亡き天野健太郎さんの通訳で鴻巣さん共々お話しさせてもらった際の「鼎談」です。初出は、藤井光さんが責任編集をなさった「早稲田文学2015年冬号」。

wasebun.hatenadiary.org

当時「早稲田文学」の編集室にいらしたKさんのお声がけで、呉さん、鴻巣さんという敬愛する御二方にお会いさせてもらう機会を得たのは、私にとって特別な出来事でした。鼎談収録日は、朝からずっと喜ばしい緊張で胸がいっぱいだったことをよく覚えています。その「記録」が、こうして鴻巣さんのご著書に収録されて、とっても嬉しい。鴻巣さん、左右社のUさん、この「鼎談」を、ほかでもない「翻訳問答」シリーズに加えてくださって、ありがとうございます💐

『翻訳、一期一会』の発売日は、8月31日とのこと!

sayusha.com

ノー、翻訳家。ノー、我的読書人生。翻訳家万歳💐👏