🕊温聲提示🕊

温又柔が、こんなことします、や、こんなこと書きました、とお知らせするためのブログ。

10月は、虎ノ門と荻窪で!

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 いま、このくにで、"台湾"という源を授かった者として日本語を書き、読まれ、また書き継ぐということについて、あいかわらず日々考え続けています。そんな私の喋ることが、ほかのだれかにとって少しでもおもしろいところがあるのなら…私はよろこんで喋り続けます。

…虎ノ門と荻窪で会いましょう🦔

 

❶2019年10月20日(日)14時〜 @台北駐日文化代表処台湾文化センター

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講演「私の言葉を求めてー日本語圏で書く『新しい』台湾人として」。あまりなつかしくはなく、とりたててやさしくもない、ややこしくっておもしろい台湾と私の関係史をたのしく話します🔥

詳細は→

http://www.taiwankyokai.or.jp/news/1275.html

 

❷ 2019年10月25日(金)19時半〜 @本屋Title

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仲俣暁生さんがホストを務める連続トーク「21世紀に書かれた百年の名著を読む」第3回のゲストとして、ジュンパ・ラヒリ『その名にちなんで』を読みます。愛する小説を、どんなふうに愛しているのか思い切り語らう機会に恵まれた喜びでいっぱいです💛

詳細は→

https://www.title-books.com/event/6849

9月の、神保町で会いましょう。

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9/5(木) 19:00~ 『本屋がアジアをつなぐ』(ころから)刊行記念石橋毅史さん×温又柔トーク&サイン会「本屋が町の自由を支える!?」 | 東京堂書店

http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=19476

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2019年9月7日(土)18:00〜

旅立つことば リービ英雄さん×温又柔 トークイベント | 神保町ブックセンター

https://bilingual-kokugo.peatix.com/

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AKI INOMATA個展「Significant Otherness(シグニフィカント・アザネス)生きものと私が出会うとき」@十和田市現代美術館で、9月15日、朗読ライブ「溶け合う、溶け出す」

殻を引っ越してゆく習性をもつやどかりに、世界の都市のミニチュアをかたどった「やど」を提供するプロジェクト、《やどかりに「やど」をわたしてみる》。

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白水社ウェブサイトで連載していたエッセイを一冊にまとめるための準備をしていた2015年、AKI INOMATAの「やどかり」とめぐりあって感銘をうけました。わたしの初のエッセイ集が、これ以上のものはないすばらしい装幀にめぐまれたのは、AKIさんと出会えたおかげです。

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そんなAKIさんの国内初となる個展「Significant Otherness(シグニフィカント・アザネス)生きものと私が出会うとき」が、いよいよ9月14日からはじまります。オープニングを祝福するべく、9月15日、伊藤豊氏とともに朗読ライブ「溶け合う、溶け出す」をおこないます。

Towada Art Center

http://towadaartcenter.com/events/inomata_opening/

 

重要な他者性、を意味する、シグニフィカント・アザネス、ということばを軸に、地球上に生きる生物種の共生関係を問いかけてくるAKIINOMATAの世界と、そこでしか奏でられないであろうわたしたちの朗読パフォーマンスを…

ぜひ、見に聴きに来てください。

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当日は、小島ケイタニーラブも"声"だけで出演予定!ponto×AKI INOMATAが"溶け合い、溶け出す"ひとときを、ぜひお楽しみくださいませ。

ちなみにわたくしは2016年末に八戸ブックセンターへおじゃまして以来、ひさしぶりに青森に行けるのがすごくうれしくもあるのです🥰

11.土地と声をめぐって――台湾系ニホン語人はいつまでも揺れている―― | 

https://www.wochikochi.jp/serialessay/2016/12/japanophone11.php

 

お知らせ。信田さよ子さんと「母」と「国家」をめぐって対談しました。

信田さよ子さんと「母」と「国家」をめぐって対談しました。

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 デビュー以来わたしは、「国語」の時間に教わった日本語こそが"正しい"と思い込むのはつまらない。たとえば、私の母が話すような、カタコトの日本語に中国語や台湾語がまざりあうちゃんぽんの言葉もなかなか面白いんだよってことをずっと言ってきました。そんな母のことばを、ママ語と呼んでみたり。

 けれどもわたしが「ママ語もいいよ」と言うのは、母親そのものを讃えたかったからではありません。そう、私は、厳しい父的な秩序の対極にあるような、子どものことを何もかもを許してくれる母的なものを賛美したいのではないのです。

 そもそも、「母語」の"母"とは?  国民国家幻想と母性幻想って、実は複雑に巧妙に絡み合ってるんじゃないの?

 そんなことをずっと考えてきたところ、信田さよ子さんのご著書『ザ・ママの研究』を読み、たいへんな感銘をうけました。わたしなりに理解すると、「ママだけの世界から一歩踏み出すことで、あなたの世界が始まる。こうして、あなたは自分の人生のスタートラインに立つことになる」ということが、この本には書いてありました。

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 今回『ザ・ママの研究』が、『「国語」から旅立って』とおなじよりみちパン!セシリーズだったため、私にとってはまたとないタイミングで、信田さよ子さんと「母」と「国家」をめぐって、とことん語らうという、すばらしい機会に恵まれました。

  対談収録時は、長篇小説「魯肉飯のさえずり」の"初代"担当編集者・Nさんもたちあってくださり、心強くうれしかった。私のはじめての長篇、"母娘"をめぐって、いまの自分に書けること、書きたいこと、いましか書けないであろうこと、丁寧に続けてゆきたい。それが私の2019年下半期の最大の目標です💪待っててね、Nさん、Mさん、そしていま伴走してくださってるIさん!!(進行、だいぶ遅れててスミマセン…やる気はこのようにたっぷりなのよ)

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 対談収録ののち打ち上げの席には、詩人の文月悠光さんも駆けつけてくださり、うれしかった。ことばを大切になさる方の、ことばに対する誠実さが踏みにじられる世の中にはノーと言わなくちゃ。ノーを堂々と言わせてもらわなくちゃ。文月さん、諸々、ささやかながら、遠くから、心をこめて応援してます、この場を借りて。

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↑写真は、新曜社さんから拝借!

 あらためて、私との対談をご快諾くださった信田先生、全面的にご協力くださった清水檀さんはじめ、新曜社の皆々様、本当にありがとうございます。

 この対談が、今年50周年を迎える新曜社さんのウェブサイトに掲載されることをしあわせに思います!

  ボリュームたっぷりだったため、前篇・後篇となってますが、前篇だけでもやっぱりボリュームたっぷりです……我ながらよくしゃべるムスメだ。清水檀さんが見事にまとめてくださった原稿を読み返しながら信田さんの一言ひとことが沁みました。何度でも読みたくなる!

 母親との関係について少しでも悩んだことのある皆々様、必読ですよ。しかし母について悩んだことない娘はきっと少ないはずですね。

 どうか、お気のむくままに、ゆっくり少しずつ、お読みいただけたら幸いです💐

 後篇は、8月中旬に更新予定とのこと。

 "ママ語賛歌は母性賛歌ではない!" 

『「国語」から旅立って』刊行記念イベント+αのお知らせ。

よりみち🌱ばかりしていたおかげ!で、憧れのよりみちパン!セシリーズより『「国語」から旅立って』を刊行することが叶いました。

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⇧写真は、ジュンク堂池袋店児童書コーナー。かわいい"あの子"のポップがすごくうれしかった!発売早々、粋なおしごとをしてくださった担当者さんに感激しました🥰

 

直近の本書刊行記念+αのトークイベントのお知らせです。

 

🌱6・14(金) 19:00〜 梅田蔦屋書店 (大阪)

【読書の学校】温又柔×高谷幸

「移民」はいまこの国で、どんなふうに生きている? 〜温又柔著『「国語」から旅立って』(新曜社)・高谷幸編『移民政策とは何か--日本の現実から考える』(人文書院)刊行記念

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https://store.tsite.jp/umeda/event/humanities/6889-1054230519.html

 

🌱6・15(土) 午前(10時〜)の部  豊中市文化芸術センター 大ホール(大阪)

講演 「ニホン語で生きるとは」〜境界線上で育った一人の子どもとして〜

講師 温又柔

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http://fugaikyo.in.coocan.jp/taikai/page.htm

 

🌱6・18(火)16:30〜18:00 駒澤大学駒沢キャンパス本部棟2階中央 (東京)

公開講演会 温又柔 「国語から旅立って」 --自分の言葉で生きること

事前申し込み不要!

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🌱7・3(水) 17:20〜19:00 上智大学中央図書館地下1階(東京) 

下地ローレンス吉孝×温又柔

対談 カタコトな日本の私 --『「国語」から旅立って』についての対話

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※こちら学内イベントのため上智大学関係者のみとなりますが…関係ないけどどーーっしても参加したいっという熱心なアナタはオンにこっそりご一報を。ただし色々内緒でね❤︎

 

🌱7・7(日) 14:00〜17:00 銀座教文館9階 ウェンライトホール(東京) 

誰の笑顔も奪わないために@第6回反ヘイトスピーチ基礎講座

1部「差別扇動行為とは何か」

渡辺雅之

2部「礫(つぶて)より花を。言葉の使い方が試される今を生きて」

中沢けい×温又柔

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こちら、なんと学生は無料❤︎ お菓子も付いちゃう。ぜひに。

 

…というわけで、『台湾生まれ 日本語育ち』の妹(弟でもいいけど)みたいな私の2冊目のエッセイ集『「国語」から旅立って』をどうかよろしくお願いします、の旅がはじまる心地。(7月7日の講座だけは、ちょっとちがうけれど。)

各地でご協力くださる書店、学会、大学の皆々様に感謝!ともに素敵な初夏を過ごしましょう👒

 

 

『「国語」から旅立って』(新曜社)が、発売されました。

『「国語」から旅立って』(新曜社)が、発売されました。

http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-0f1d91.html

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ニサイ、という日本語をおぼえてから、李良枝「由熙」のような小説を書いてみせる、と決意するまでの日々を書いた1冊です。そんな私の、言ってみればとても個人的なニホン語史なのですが、そこに「お互いを認め合って、抱きしめ合うためのヒントが散りばめられ」ていると評してくださるASIA KUNG-FU GENERATION の後藤正文さんのおことばが眩しくて頼もしいのです。ゴッチさん、ありがとうありがとうありがとう。ジャッキーの声はやっぱり石丸博也さんでなくちゃね!

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装幀は、祖父江真さん&根本匠さん。一つ一つのアイテムがとびきりチャーミングなイラストは、100%ORANGEの及川賢治さん。題字はまたもやオンが書(描)かせてもらいました。扉絵はなんとオンが小学1年生のときに描いたヒコーキの絵が採用!されてます。

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お祖父ちゃんが台湾から遊びにきた日の日記に添えた絵がこんなふうに生かされるとは!

実は、「国語」から旅立って、と題したテキストを発表するのは今回で3回め。

1回めは、『coyote』2015年春号、最初の一歩に寄稿したとき。後藤美月さんが書き下ろしてくださった挿画は、2年半後、『真ん中の子どもたち』の装画となりました。その絵は、今もわたしの書斎に大切に飾ってあります。

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2回めは、coyoteのために書いたわたしのニホン語を、頼もしい仲間たちが英語、中国語、韓国語に翻訳してくれたとき。アルファベット、繁体字、ハングルで「おなじひとつの歌をいろいろな国語でいっぺんで歌った」ものを、林亜華音さんが、BOARDING PASS 仕様のzineにデザインしてくれました。

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そして今回の『「国語」から旅立って』。

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ずーっと、「国語」のことばかり考えているわたしが書きたいことはただ一つ。日本人であろうとなかろうと、ひとりひとりに宿るニホン語は、「国語」の教科書に印刷された日本語よりもずっと面白い。約260頁を費やしてそのことを、憧れだった「よりみちパン!セ」シリーズで書かせてもらったことはほんとうに幸運です。

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15歳や17歳の自分がぜったいに一目惚れするであろう装幀のまあたらしい自著を胸に抱えながら、書棚にある李良枝や、サンドラ・シスネロス、シンボルスカやラヒリ、アリス・マンローを見上げます。人生の節々でわたしを支えてくれた本たちのように自分が書いたこの本も、だれかの書棚の特別な位置に居場所を得られたら…と願わずにいられません。

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1冊目に続き、台湾と日本を行き来しながら日本語に育てられたというエッセイを2度も書くことがかなって、作家としてこの上なく幸運です。読んでくださる方がいらっしゃるおかげです。多謝。

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書くことに憧れて、書くことに支えられ、書くことにのたうちまわりながらも書くことにこそ最上の興奮をするという、かわりばえのない、それでいて、かけがえのない人生は続きます…這就是我的生存之道,還沒還沒好戲才將要上場,只要一直這樣下去今後都會有好感覺…これからも私の本を愛読してくださる皆々様とともにさらにニホン語を咲かせます💐💐

 

「文藝2019夏号」に小説「君の代と国々の歌」を寄せました。

「文藝2019夏号」に小説「君の代と国々の歌」を寄せました。

再起動、の文字がまぶしい動く!表紙の『文藝』リニューアル号。

http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html

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きみがよ、と、何日君再來、の、君、のもとで響きあう国語たち。昭和2年生まれの台湾人の祖父と、1989年こと平成元年に祝宴をあげた本省人と外省人の叔父夫婦についてずっと描きたかったので、この作品を平成から令和にまたがる時期に平成・天皇・文学特集の一篇として発表できたことをうれしく思います。

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編集後記が頼もしい。日本の先行きは明るくない。それでも、それだからこそ、日本語を書き続ける。文学を信じる。私もまた"不遜で羽の生えたような野望"を胸に秘めている。ユーウツなことばっかりでマジメに生きてるのがバカバカしくなったり、考えれば考えるほど考えないほうが楽なような気がしてきていっそ思考を強制シャットダウンしたくなったり、うすっぺらい希望なんかいらないよ、と暴れたくもなるけど、そんなふうにのたうちまわれることは逆に正気である証だったりする昨今。めげずに再起動し続けたい。