🕊温聲提示🕊

温又柔が、こんなことします、や、こんなこと書きました、とお知らせするためのブログ。

5・27、岸政彦さんとの対談が、ブクログ通信で記事になりました!

5・27、青山ブックセンター表参道店で行われた岸政彦さんとの対談がブクログ通信で記事となりました。

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当日、来てくださった方々、行きたいなぁと思ってくださりつつもかなわなかった方々、『はじめての沖縄』をはじめ、岸さんのご著書にご興味ある方々、ぜひぜひご一読を!

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はじめて会ってから5分も経たずに始まりながらも、熱に溢れる対談となりました。

まずは前篇から!

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『はじめての沖縄』刊行記念:岸政彦さん×温又柔さんトークショー 「境界線を抱いて」その1 | ブクログ通信

https://hon.booklog.jp/report/kishi-wen-20180712

 

7・22 イベントのお知らせ。

Talk:

レースカーテンの隙間から:翻訳とマイノリティと

2018.07.22 sun

START 16:30

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美術家・ミヤギフトシさんの小説三部作の最後となる小説「ストレンジャー」(『文藝2018年秋号』)の完成を祝してのイベント。2011年から始まったAmerican Boyfriend企画トークの一環とのこと。5回めとなる今回、都甲幸治さんとともにお招きをうけて、ワクワクしています。言語の違いや翻訳が生む関係や、マイノリティが触れる様々な境界をテーマに、ほかでもないお二方とたっぷり語らいたいと思ってます。ご興味を抱いた方、夏の夕暮れの日曜日にぜひ遊びにきてくださいね。

詳しくは→

https://www.vacant.vc/single-post/AmericanBoyfriend5

「すばる8月号」に紀行文「国と国の際で--〈中国〉旅行ノート貴州編」を寄せました。

7/6発売「すばる8月号」に中国・貴州を旅した際の紀行文を寄せました。

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今年2月上旬、ミャオ!という件名のメールが届き、ミャオの響きに心惹かれてはじまった中国・貴州省への旅。「日本に住む台湾人」として「中国」を旅しながら、身分証や言語のことなど思いをめぐらせました。私はつくづくそういうことばかり考えてしまいます。もはや、業のようなものなのでしょう。

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いまふりかえると、ミャオやトン族のひとびとの歌声や、清々しい山の空気や、土の匂いなどばかり思い出します。ほんとうに特別な旅でした。ミャオと言って私をこの旅に誘ってくださった管啓次郎さんの「貴州二十四葉」とともに、ぜひ楽しんでくださいね。

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↑こちらは、私たちを貴州に導いてくださったデザイナー・新居幸治さんが、ミャオの藍染(豚の血を織り込んだもの)の布を素材につくっためっちゃカッコいいレインコート!新居さん、すばらしい旅のきっかけを謝謝。

今回の紀行文を掲載させてもらった「すばる」編集長のHさん、編集部のKさんがこの旅に同行してくださったのも、私にはとてもしあわせなことでした。旅先では、それぞれオシゴトふっとんでひたすらワイワイはしゃいでいたのですが!うーん、楽しかった!

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ちなみに、管啓次郎さんとのW紀行文、第1弾は2012年の台湾でした。その後、管さんの「蘭嶼 アリバンバンの島」は、『ハワイ、蘭嶼 旅の手帖』(左右社)という詩集のようにうつくしい本に収録されました。そして私の「音の彼方へ」も『空港時光』(河出書房新社)に収録されたばかり。

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どちらも、旅先で読むのにぴったりの軽さとおおきさの本です。ぜひこの夏の旅路の友だちに⚓︎

長篇小説「魯肉飯のさえずり」連載第2回め

"小さな文芸誌"こと「アンデル」(中央公論新社)、空を飛ぶカモメが夏らしい7月号、でました。

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魯肉飯のさえずり、は、第2回めです。

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頭痛もちの専業主婦・桃嘉は、"完璧"な夫・聖司を喜ばせたくて、母のふるさとの味・魯肉飯をつくろうと試みるのですが…

🍚よろしくお願いいたします🍚

https://www.chuko.co.jp/andl.html

福音館書店『母の友』8月号にエッセイを書きました。

先月号に続き、8月号にもエッセイを寄せました。おかあさんになったばかりの親友・Nちゃんに捧げる一篇。題して、「パオパオを待ちながら」。

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石川恭子さんの絵がやっぱり素敵。

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特集は、8月らしく「平和のためにできること」。

https://www.fujisan.co.jp/product/2059/?tt=opt&gclid=EAIaIQobChMImL-o5KyB3AIVyIRwCh09HAW6EAAYASAAEgIHO_D_BwE

大切なことがぎゅ〜っとつまった『母の友』8月号、ぜひぜひお手にとってくださいませ。

温のエッセイは、あと1回続きます。担当者・Fさんとのやりとりもたのしいうれしいお仕事!

6・27「旅立ちのよる」@下北沢B&B、ありがとうございます。

去る6・27、小島ケイタニーラブ『はるやすみのよる』×『空港時光』W刊行記念「旅立ちのよる」にお越しくださった皆々様、遅ればせながらありがとうございました。

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pontoと名付けた音楽家×小説家による音とことばの往復書簡からうまれる演奏×朗読のパフォーマンス。

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それは、ほかでもないわたし自身が書き続ける日々を重ねる中、ときおりおとずれる幸福な時間なのだと、あらためて感じ入った夜でした。

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あの日の夜、ツイッターでつぶやいたことを自分で忘れないためにここにも転載します。

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小島ケイタニーラブさんがうたう歌や、伊藤豊さんと奏でる音響に寄り添われながら自分の書いたニホン語を声にだすときはこのうえなく気持ちよくて、ふと朗読だからゆるされてるけど、作家としては気持ちよくなってるばかりでは衰退だよね、と今夜パフォーマンスの真っ最中に急に不安になった。

一方では、わたしはわたし、と謳うための声を腹の胸の心の底から出せている心良さに救われるような思いを抱きながら、もう一方では、わたしはわたし、と謳うことが目的になってはいけない、この状態を解放と感じるまでに追い込まれたその過程を小説としてもっときちんと書かなければ、と焦燥したのだ。

運よく、わたしはわたしにとっての最良の居場所を「文学」に見出した。文学と、ニホン語とを、よろめいてばかりいる自分の杖にすることができた。だからわたしは、恵まれたこのわたしのためだけではなく、むしろ、そうではなかった無数の、まだ迷子でいるわたしたちのために、書かなくてはならない。

そのことを、あらためて思い知った。がんばろう。螺旋階段のぼるみたいに、ときおりは歌と音で包んでくれるともだちとみんなの踊り場で気持ちよくなろう。そのために一歩一歩、自分の階段のぼろう。すてきなよる、決意のよる、なのです。

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あの日、わたしたちを、わたしを見守ってくださった皆々様に感謝をこめて。また会いましょう!

🌱当日のようすを写した朝岡英輔さんの写真を3枚追加しました🌱

はるやすみのよる、についてはコチラを。掛け値無しにすばらしいアルバムです!

はるやすみのよる | 小島ケイタニーラブ

http://www.keitaney.com/haruyasuminoyoru/

『空港時光』(河出書房新社)、もうすぐ発売!

6・25、新作短篇集『空港時光』(河出書房新社)が発売されます🛫

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羽田国際空港⇄台北松山空港(機内含む)を舞台とした10の短篇小説+紀行エッセイ「音の彼方へ」収録。

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026954/

空港のラウンジとか、ターミナル駅のカフェとか、ホテルのロビーとか、長距離バスの待合所とか…あ、浜松町から空港にむかうモノレールに揺られながらもいいな。いろんな種類の移動中に読んでもらいたい一冊となりました。こういう本をつくってもらえて、なんて幸せなんだろう。

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居場所がなくても文学はある。

 

伊藤比呂美さんの帯文が、突き刺さる突き刺さる…泣いちゃうよね

カバーをめくった本体がまた、すばらしくて…

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ん? この感じ、なにかに似てる? 

どうかどうかお楽しみに🛬