🕊温聲提示🕊

温又柔が、こんなことします、や、こんなこと書きました、とお知らせするためのブログ。

10月は、虎ノ門と荻窪で!

いま、このくにで、"台湾"という源を授かった者として日本語を書き、読まれ、また書き継ぐということについて、あいかわらず日々考え続けています。そんな私の喋ることが、ほかのだれかにとって少しでもおもしろいところがあるのなら…私はよろこんで喋り続け…

9月の、神保町で会いましょう。

9/5(木) 19:00~ 『本屋がアジアをつなぐ』(ころから)刊行記念石橋毅史さん×温又柔トーク&サイン会「本屋が町の自由を支える!?」 | 東京堂書店 http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=19476 2019年9月7日(土)18:00〜 旅立つことば リービ英雄…

AKI INOMATA個展「Significant Otherness(シグニフィカント・アザネス)生きものと私が出会うとき」@十和田市現代美術館で、9月15日、朗読ライブ「溶け合う、溶け出す」

殻を引っ越してゆく習性をもつやどかりに、世界の都市のミニチュアをかたどった「やど」を提供するプロジェクト、《やどかりに「やど」をわたしてみる》。 白水社ウェブサイトで連載していたエッセイを一冊にまとめるための準備をしていた2015年、AKI INOMAT…

お知らせ。信田さよ子さんと「母」と「国家」をめぐって対談しました。

信田さよ子さんと「母」と「国家」をめぐって対談しました。 https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/2183 デビュー以来わたしは、「国語」の時間に教わった日本語こそが"正しい"と思い込むのはつまらない。たとえば、私の母が話すような、カタコトの日本語…

『「国語」から旅立って』刊行記念イベント+αのお知らせ。

よりみちばかりしていたおかげ!で、憧れのよりみちパン!セシリーズより『「国語」から旅立って』を刊行することが叶いました。 ⇧写真は、ジュンク堂池袋店児童書コーナー。かわいい"あの子"のポップがすごくうれしかった!発売早々、粋なおしごとをしてく…

『「国語」から旅立って』(新曜社)が、発売されました。

『「国語」から旅立って』(新曜社)が、発売されました。 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-0f1d91.html ニサイ、という日本語をおぼえてから、李良枝「由熙」のような小説を書いてみせる、と決意するまでの日々を書いた1冊です。そん…

「文藝2019夏号」に小説「君の代と国々の歌」を寄せました。

「文藝2019夏号」に小説「君の代と国々の歌」を寄せました。 再起動、の文字がまぶしい動く!表紙の『文藝』リニューアル号。 http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html きみがよ、と、何日君再來、の、君、のもとで響きあう国語たち。昭和2年生まれの台湾人…

私に備わりつつある"発言力"を殺さぬための覚書

このたび、日本語教育の文化発信部門にて文化庁長官から表彰されることとなりました。 「国民国家」ならびに「国語」の権威を疑い、抗うことで、私は自分自身の言葉を取り戻しました。そんな私が、国の機関である文化庁から表彰されるのは、白状すれば、複雑…

「国語」から旅立って エッセイ更新されました。

新曜社ウェブサイトにて連載中の、「国語」から旅立って 第5回 わたしの国はどこにある? が更新されました。 上海にいた20才のときの、国と国と国の真ん中で迷子になり、おろおろしていた頃のことを書きました→ https://www.shin-yo-sha.co.jp/yorimichipen…

我用日語哭也用日語笑🌱

台湾の雑誌「鏡週刊鏡到底」でロングインタビューを受けました。 【温又柔專訪一】大家都說日本人親切 她最知道日本人有多排外 https://www.mirrormedia.mg/story/20190104pol002 インタビュアーは、わたしが台湾の同世代の作家でもっとも敬愛するおひとり、…

12・26 毎日新聞夕刊「私だけの東京」でとりあげられました

記事の中にもありますが、外国籍を持ちつつ人生の九割以上を日本の東京で過ごした私に、あなただけの東京を聞かせてほしい、と取材依頼があったときは、ちょっとじんとした。取材中も、"当事者"であるわたし以上に、東京は、日本は、すでに日本人だけの社会…

🍚長篇小説「魯肉飯のさえずり」(アンデル)🍚

おはなしの主人公は、わたしと同世代の女性とその母親。ふつうの人生をふつうに歩んでいたつもりが、ささやかな違和感がつみかさなり、みしみしと心身が軋んでゆく娘と、日本という異郷で最愛の娘に必死でむきあってるものの、なんとなくズレてしまう母親。 …

🛫『空港時光』(河出書房新社)🛬

2018年の出来事でもっとも喜ばしかったことの一つは、『空港時光』が河出書房新社さんより刊行されたこと。 くまざわ書店南千住店の店長さんがつくってくださった栞は宝物。 なんと飛行機専門誌の月刊エアライン9月号にとりあげられたのも、とても嬉しかった…

多和田葉子さんとの対談。「移民」と日本の純文学について。

現在発売中「文學界1月号」にて、多和田葉子さんと対談しました。 多和田葉子さんの新刊「穴あきエフの初恋祭り」刊行を記念して、光栄なことに、わたしがお話させてもらうという機会を授かりました。 多和田葉子さんは私が最も敬愛する作家のおひとりで、対…

「国語」から旅立って エッセイ更新されました。

新曜社ウェブサイトで連載中 「国語」から旅立って 第❸回目が更新されました。 https://www.shin-yo-sha.co.jp/yorimichipensees/wen-3/ ドラえもん(小訂當)や、成龍(ジャッキー・チェン)の声、中3のとき古典の授業で接した漢文…わたしが耳にした日本語の中…

長篇小説「魯肉飯のさえずり」連載第6回め

小さな文芸誌アンデルの11月号が届きました。ダンディな牛が素敵 第2章、異国での子育て--一九九二年、東京 雪穂-- がはじまります。中学受験を控える桃嘉は12歳。この章では、おはなしの中心は桃嘉のおかあさん・雪穂です。 余談ですが、雪穂の視点にうつっ…

「すばる12月号」に短篇小説「誇り」を寄せました。

11/6発売「すばる12月号」http://subaru.shueisha.co.jp/ に短篇小説「誇り」が掲載されます。 学生の頃、大学付近の神社の傍でとあるビラを目にして以来、ずっと書いてみたいと思っていた内容を、酷く暑かったこの夏、発作的に書きあげました。 すばる編集…

TOKYO FM未来授業に出演しました🌱

2018年10月22日〜25日の4日間、TOKYO FM未来授業に出演いたしました。 「言葉とアイデンティティ」を考える1週間にしましょう! とお声をかけていただき、複数の文化、複数の言語を行き来しながら育った経験がいつしか糧になっていった、という話をしてきま…

NHKラジオ文芸館で「被写体の幸福」が読まれます🌱

10月22日月曜日午前1時5分~NHKラジオ文芸館で、私の「被写体の幸福」を鎌倉千秋さんが朗読してくださいます。とっても嬉しい😊 語りと音響効果で構成される"読む短編小説"を味わう深夜が待ち遠しい…🌙 http://www.nhk.or.jp/bungei/

長篇小説「魯肉飯のさえずり」連載第5回め

涼しくなってきましたね。今月も、小さな文芸誌アンデルの最新号が届きました! やさしいはずの夫・聖司の浮気が発覚? でもそれ以上に桃嘉がショックだったのは… 「桃嘉 〜ふつうの女の子〜 」篇は、これにて最終回。来月からは、桃嘉のおかあさんこと雪穂…

「国語」から旅立って エッセイ新連載

10・1より、新曜社ウェブサイトにてエッセイの新連載はじまりました。 https://www.shin-yo-sha.co.jp/yorimichipensees/wen1/ 書くことは、ことばを記録すること。声を紙の上に刻むこと。「国語」の時間にひらがなをおぼえて以来、書くことといえば、日本語…

『暮らしの手帖96 10-11月号』に随筆を寄せました。

9・25から店頭に並ぶ『暮らしの手帖10-11月号』に散文を寄せました。 "エッセイ"ではなく、まさに"散文"と呼ぶのが似つかわしい佇まいのレイアウト。わたしは「ひらがなの宛先」と題した文を書きました。酒井駒子さんの挿画がたまらなくうれしい 暮らしを大…

白水Uブックス『台湾生まれ日本語育ち』

『来福の家』に続き、『台湾生まれ日本語育ち』もめでたく白水Uブックスに仲間入りしました。 単行本、繁体字中国語版とつづき、AKI INOMATAさんによるチャーミングな東京やどかり×台北地図の表紙が、今回もとてもいとおしい 今回は、帯の文字を書かせてもら…

長篇小説「魯肉飯のさえずり」連載第4回め

9月号の「アンデル」届きました! わたしのおはなしの主人公のちいさな声、つづいてます。 著名ブランドの高級な靴でも、自分の足にあわなければ、ただ痛いだけ…さっさと脱いじゃえばいい。 みたいなこと考えながら書いています。 よろしくお願いします イン…

8・22 朝日新聞夕刊文化面で取り上げられました

「語り手の生まれた場所、使う言語、性別、年齢を自分から変えたことで、筆致がのびのびしている」との評がうれしい。あと、一面に顔写真がのっててドキドキしました。 個人的にありがたいなぁと嘆息したのは、台湾語の音や意味をめぐるややこしいルビをきっ…

✈︎飛吧!!出發。〈空港時光〉在日本發行✈︎

私は今年の1月から全12回の予定で毎月『聯合文學』にコラムを寄稿しています。 『來福之家』の訳者・郭凡嘉さんの翻訳だから、安心❤︎ そんな凡嘉さんの翻訳で『真ん中の子どもたち』が台湾で刊行されたことを記念し、最新号には「〈真ん中の子どもたち〉の特…

長篇小説「魯肉飯のさえずり」連載第3回め

今月も、小さな文芸誌"こと「アンデル」でました! 「魯肉飯のさえずり」は、3回めです。作品の舞台である2004年頃の東京は、八角もナンプラーもパクチーやコチジャンですら、今ほど手に入れやすくなかったなぁ、などとなつかしく思い出しつつ。 「妻である…

福音館書店『母の友』9月号にエッセイを寄せました🐢

先々月、先月に続き、「母の友」にエッセイを寄せました。亀がかわいい。亀すきだな。数のはなし、という特集がまたいい。算数にがてなわたしも、すごく面白かった! さて、わたしのは…。全家福、の字面が気に入ってます。ゼンカフク、でも、quanjiafu、でも…

月刊AIRLINE 2018年9月号に取り上げられました✈︎

なんと!飛行機専門誌の月刊エアライン 2018年9月号の、「空港時光」が取り上げられました✈︎ 「こういうところで(書評が)出るのは素敵ですね!」と担当者さんからご連絡をもらって、あまりにうれしくて、掲載誌送ってくれるというのに待ちきれずに、自分で一…

7・22 レースカーテンの隙間から@VACANT、ありがとうございます。

去る7・22、渋谷区神宮前三丁目の路地にある素敵な建物「VACANT」にてトークイベント「レースカーテンの隙間から:翻訳とマイノリティと」がありました。 写真左から、司会者の江口研一さん、都甲幸治さん、ミヤギフトシさん。 2011年から続くAmerican Boyfri…