2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
呉佩珍、白水紀子、山口守編、白水紀子訳『女性作家集 蝶のしるし』(作品社)と、豊田周子著『台湾女性文学の黎明』(関西学院大学出版会)の書評を書きました。 book.asahi.com ’複数形’の台湾文学。心躍る表現です。「蝶のしるし」は、白水紀子さんの訳が…
日本語なら「コクゴ」。中国語では「guó yǔ(グゥォ・ユー)」。もう一つの「国語」を心の片隅に、日本語を習得していった日々のことを書いた「世界の入り口」が、このたび、WEB「国語教室」に転載されました(初出は大修館書店の機関紙『国語教室』114号)…
信濃毎日新聞「思索のノート」、10回めです。 きたしまたくやさんの「つかむ」。舞っているのは、雪? 言葉? いずれにしろ、つかんでまもなく手のひらで溶けるもの… 卒業論文や修士論文などを提出予定の学生さんたちは、今、追い込みの時期でしょうか? …
歴史学者の加藤陽子先生と対談しました。 mainichi.jp 「〈グッドアンセスター〉になるために、過去の〈未来〉を生きつつある我々は、今、歴史から何を学べるのか? そういったことをお二人に思い切り語ってほしい……」。毎日新聞社の記者・鈴木英生さんから…
荒木和華子・福本圭介=編著『帝国のヴェール 人種・ジェンダー・ポストコロニアリズムから解く世界』(明石書店)の書評を書きました。 book.asahi.com 折しも一面の「折々のことば」では鷲田清一さんが梶山季之『旅譜』と「創氏改名」のことに触れられてい…
2022年1月6日発売「すばる2月号」に武田砂鉄さんとの対談「〈純粋な日本人男性〉のための社会を削り取れ」が掲載されました。 ちなみに、〈純粋な日本人男性〉は、私たちではなく、このお方の表現です。 www.businessinsider.jp 日本社会におけるマチズモ(…