🕊温聲提示🕊

温又柔が、こんなことします、や、こんなこと書きました、とお知らせするためのブログ。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

🌷海外ルーツの子どもたちに、コロナ禍でも切れ目のない学びとつながりを🌷

「勉強」が、自分で自分自身を支える「言葉」を獲得する過程を存分に生きることなのだとすれば、この国で育ちつつあるすべての子どもが何の心配もせずに「勉強」を続けられる環境が保たれることを、私は常に心から望みます。そんな「現場」の一つである「YSC…

お礼💐「読書人カレッジ」@上智大学図書館🎙

はてなブログさん、今週のお題「読書の秋」、とのこと。折しもつい先日、私の「読書人」としての日々を喋ってきたところでした。そのご報告及び来場者の方々へのお礼がてら、この記事を投稿します。 10・22(金)17:20〜 上智大学図書館にて「読書人カレッジ」…

📚人生なぞった小説だと思うなよ

ジェニー・ザン著、小澤身和子訳『サワー・ハート』(河出書房新社)の書評を書きました。 https://book.asahi.com/article/14466211 「存在は無視するくせに、私たちのふりをする彼ら」。この一文に撃ち抜かれた瞬間から、ジェニー・ザンの小説を、願わくば、…

私の「履歴書」📚

「文字が、揺れ出す。音が、溢れてくる。木村さんとわたしのあいだではいつも、複数の異なるものが響き合う。あなたにも、わたしたちの聞きたかった声が、届きますように」。 温又柔×木村友祐往復書簡『私とあなたのあいだ いま、この国で生きるということ』…

📸&📖SWITCH INTERVIEW 「わたしの名前」

インタビュー・カルチャー・マガジン『SWITCH』にて、戌井昭人さんのロングインタビューうけました。戌井さんと話すのが楽しすぎて、子ども時代からのあれこれ、ここだけの話をたっぷり。写真撮影は、あの浅田政志さん‍‍‍‍‍サイコーに素敵な写真を撮ってくだ…

📰「学問と表現の自由を守る会」座談会、赤旗で取り上げられました

去る10・2、渋谷ロフトで行われた「学問と表現の自由を守る会」第1回座談会「あれから1年、私たちの自由は? そして社会は?」が しんぶん赤旗で記事になりました。 配信はこちらから聞けます↓ https://youtu.be/chpPvWCNvg0 Choose Life Projectさん、あり…

🍏「日本語に住みついて」第7回が掲載されました。

信濃毎日新聞「思索のノート」、7回めは、まいどおなじみの、"あの"質問をうけたときのこそばゆさについて。この名前を、ほこらしく思う理由について。 きたしまたくやさんの「家」が素敵。子どもの頃、こういうおうちに憧れたことを思い出します。 同じ紙面…

🎙読書人カレッジ@上智大学図書館

10・22(金)17:20〜 上智大学図書館にて、「読書人カレッジ」が催されます。上智大に通う大学生、大学院生のみなさんに、私がどんなふうに「読書」してきたのか、あれこれお喋りする予定。キーワードは「本は読めないものだから心配するな(管啓次郎)」。読破…

📚大衆文化に映り込む帝国の記憶

レオ・チン著、倉橋耕平監訳、趙相宇、永冨真梨、比護遥、輪島裕介訳『反日 東アジアにおける感情の政治』(人文書院)の書評を書きました。 https://book.asahi.com/article/14452075 個人的には、第4章 植民地時代へのノスタルジーまたはポストコロニアル時…

📚壁のあった街で問う 国境とは

ジェニー・エルペンベック著、浅井晶子訳『行く、行った、行ってしまった』(白水社)の書評を書きました。 https://book.asahi.com/article/14432775 カロリン・エムケを翻訳なさった浅井晶子さんによる訳者あとがきも必読。