🕊温聲提示🕊

温又柔が、こんなことします、や、こんなこと書きました、とお知らせするためのブログ。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

🔖トニ・モリスン『青い眼がほしい』について話しました

メモ。「当時黒人文学といえば男性作家が中心で、白人社会に対する抗議や告発が主題になることが多かった。一方モリスンは同じ黒人にむかって意識を変えようと訴えているところが新しかった」(記事より) 朝日新聞2022年8月27日夕刊「時代の栞」にて、トニ・…

✍️エッセイ「『私』の小説」を『文藝2022秋号』に寄せました

メモ。「自分が自分について語るとき、それは虚構でしかありえない」(金原ひとみ) 金原ひとみさん責任編集の「文藝」。私小説特集。私もささやかなエッセイを寄せました。 どんな「私的」な事柄も、書きつけられたとたん、フィクションになる。それなのに、"…

👏鴻巣友季子さん、『翻訳、一期一会』(左右社「翻訳問答」シリーズ、第3弾)に「参加」させてもらいました

翻訳家の鴻巣友季子さんと片岡義男さんの「翻訳問答」、「英語と日本語行ったり来たり」という副題に心踊らせた『翻訳問答』シリーズ待望の第3弾、『翻訳、一期一会』が届きました。 第2弾に続き、多和田葉子さんや斎藤真理子さんら錚々たる方々と鴻巣さん…

✍️鉄道開業150周年記念鉄道文芸プロジェクト『鉄道小説』に短篇小説を寄稿しました。

来たる2022年10月、『旅の手帖』や『散歩の達人』、そしてだれもが一度は目にしたことのある『JR時刻表』でお馴染みの交通新聞社から、全篇書き下ろしの短篇アンソロジー集『鉄道小説』が発売されます。 www.toretabi.jp 私・温又柔も「ぼくと母の国々」と…

🚩「風の色」掲載されました。

8月7日・8月14日合併号に、連載中のコラム「風の色」が掲載されました。編集部がつけてくれたタイトルは、「国」という字にたじろぐ……。 ペロシ訪台関連のニュースに、胸が騒ぐ日々。アメリカが、台湾を「守る」目的はなんだろう? とつい考えてしまう…