はてなブログさん、今週のお題「読書の秋」、とのこと。折しもつい先日、私の「読書人」としての日々を喋ってきたところでした。そのご報告及び来場者の方々へのお礼がてら、この記事を投稿します。
10・22(金)17:20〜 上智大学図書館にて「読書人カレッジ」が開催されました。雨がぱらつき気温もぐっと下がった日に、雨にも負けず肌寒さにも負けず、私の話を聞きに来てくださった方々（ありがとう、ハグ♡）に見守られながら、とっても充実した時間を過ごしました。
私が、これまでにどんな本を読んできたのか、そして、どんな本を書いてきて、これからも書こうとしているのか……そんなきわめて個人的な「読書経験」について好きなだけ喋ることが許される自分の立場をあらためて大変幸福に思います。その分、ひとさまの前でお話をする機会を得るたびに、カート・ヴォネガットの以下の言葉を思い出します。
「実のところ、あなたが何を話そうと、誰もまともに内容は聞いてません。人々が講演のほんとうの内容に興味を持つことはめったにないのです。彼らはただ、あなたが正直者であるか否かを探りたがるだけです」。
賢く見せようと取り繕うための努力は、諦めました。その分、これからも正直でいるための努力は惜しみません。たぶん。
当日の講演は、上智大学図書館のご協力で、上智大に通う学部生、大院生向けにアーカイブ配信するとのこと。温が何を話してたのかちょっと気になるなぁ、という上智大の方、ぜひとも続報お待ちくださいませ！
