去る2022年2月、横浜市立図書館開館100周年記念の一環として鶴見図書館からお招きを受けて、「ニホン語に住む私たち」と題した講演をしました。コロナの感染拡大を踏まえて区民の方々を対面で受け入れるのは叶わなかったのですが、録画を通して後日配信すると言う形式でなんとか講演を実施しました!当日は関係者各位から温かく迎えられて、カメラの向こうの区民の方々を想像しながら楽しくおしゃべりをするという、とても貴重な一日を過ごしました。そしてこの度、その時の「講演録」が収録されたDVDが私のもとに……🕊
この講演録は鶴見区のホームページでどなたでも無料で見られるとのこと……ご興味ある方は、ぜひ温のおしゃべりにお付き合いくださいませ(自分で見るのは照れくさくて私自身はなかなか再生できずにいますが)。
鶴見図書館をはじめ、全国各地の図書館や書店さん、本と人々とを結びつけるまさに「現場」で働く方々が、私の本をこれから必要としてくださるかもしれない未来の読者との架け橋となってくださっていることを実感するたび、書くことと向かい合うときの孤独をはるかに上回る優しくてつよい力が心身に沁み渡るのを感じます。さあ、どんどん書くよー✏︎
さて、そんな温又柔。そろそろ新しい本が出せそうです。発売日などが正式に決定次第、またこちらでご報告いたします。どうか、楽しみになさってくださいね📚