11・10(水)日経新聞夕刊、プロムナードに書きました。日本で選挙があるとその前後は毎回不安定な気持ちになる。でも今回はいつになく静かに過ごせた。なんでだろう?と思ったらTwitterやめたからだった。Twitterで、このコラムに書いたのと似たような内容を呟けば、たちまち反論される。こちらは顔も名も明かしてるのに、そのどちらも伏せたままの人たちからの。冷笑、逆上、あからさまな悪意…正直に言えばこのトピックに言及すれば少なからずそのような反応があるのはあたりまえだったのもあって、いちいち気にしないようにしてた。気にしていたら言いたいことが何も言えなくなるし。でも自分ではほとんど気にしないでいたつもりが、その実、私は見ず知らずのだれかの礫みたいな言葉に、自分自身が想像する以上に憔悴してたのだと思う。やはり逃げるしかなかったのだな。