オルガ・トカルチュク著、小椋彩/久山宏一訳『やさしい語り手 ノーベル文学賞記念公演』(岩波書店)の書評を書きました。
https://book.asahi.com/article/14489550
「(トカルチュクの)境界への徹底的な懐疑は、テーマにおいても構造においても、〈中心〉(権力やヒーローやドグマと言い換えてもいいだろう)を無化しようとするそのテクストに、明確に反映されているのである」(小椋彩)
忘れられない。私が永住権を取得した日に読むためにとっておいたのはオルガ・トカルチュクだった。
最近もしょっちゅう読書で呼吸を整えてる。