2023-06-08 ✏️「日本語のなかの何処かへ」第4回めが掲載されました 4月より『世界』で連載中の「日本語のなかの何処かへ」。第5回めが、今月も、無事、掲載されました。 清明、という字面にいかにも似つかわしい、清々しく冴えた四月の風に吹かれながら、海を臨む父親の一族の墓の前で、李良枝について考えた頃のことを。 舌の叛乱、と題した今回のエッセイ。掲載誌が手元に届き、同じ号に金時鐘さんの講演録「詩は書かれなくても存在する」が掲載されているのを知って、その光栄さに思わず身震いしてしまいました。深呼吸。心して拝読します。