昨年12月号「群像」で発表した短篇小説「永遠年軽(えいえんねんけい)が、日本文藝家協会選『文学2022』に収録されました。
「創作饗宴」と銘打たれた雑誌掲載時も嬉しかったですが、帆足英里子さんの装幀によるこのアンソロジーに加われた今もすごく嬉しいです。自作が色々な形で読まれるのも書く喜びの一つだなとしみじみ。
デビュー以来「20歳」前後の主人公ばかり書いていた私が、2020年代に入り40代を迎えたからこそ書いておきたくなった一作。磯崎憲一郎さんによる解説と併せて、『文学2022』でも「永遠年軽」を楽しんでもらえると嬉しい限りです