社会課題にコミットするメディア「ビッグイシュー日本版」最新号の特集は、"移民社会"を生きるヒントです。
バングラデシュのご家族に密着する田川基成さんの魅力的な写真ではじまります!
ウェブメディア「HAFU TALK / ハーフトーク」をたちあげた下地ローレンス吉孝さん、セシリア久子さん、ケイン樹里安さんが勢揃い!それぞれの等身大のことばには、"半歩"ずつ、もっとよい社会を目指そうという、やわらかくもしなやかな意志が満ちています。
大阪大学大学院准教授であり、『移民政策とは何か 日本の現実から考える』(人文書院)の編著者でもある髙谷幸さんは、地方参政権、重国籍、出生地主義などについて「移民国が備えるべきインフラ」について丁寧に語ってくれています。
髙谷幸さん編著である本の帯にあることばを拝借すれば、"移民の未来は、日本の未来"なのです。
と、こんなふうに、敬愛する"同志"たちとともに、ほかでもない「ビッグイシュー」に登場することができて、とてもほこらしい。
取材時は、雑誌のイメージどおり、カメラマンの方も含め編集部の方々の、いまの日本のかたちを見つめ、少しでもよりよい社会をつくりかえてゆこうという静かな志に触れた思いで、ほんとうに力が湧きました。
記事を構成してくださった中村未絵さんがつけてくださった「豊かなグラデーションの世界」という表現、とても気に入ってます。わたしこそ、自分ではないほかのだれかとともにある喜びを歓迎する精神を鍛え続けたい。どんなひとにも希望は必要なのです。一歩ずつ、いや、半歩でも、踵を鳴らして、虹の彼方へ🌈
「ビッグイシュー」とは、ホームレスの方々にお仕事を提供し、その自立を応援する事業。
自立にむかうための、その主なお仕事の一つが、「ビッグイシュー」の販売です。購入するとそのうちの約半分が販売者さんの収入になります。
ご存知なかった方はこれを機に、ぜひとも街角で「ビッグイシュー」を販売する方々にご注目くださいね!編集部によれば、どうやら、コロナウィルスのあおりで街角の通行人が激減。各所で販売者さんたち苦戦を強いられてるもよう。ウィルスニモマケズ、ガンバッテル方々のために、今こそ積極的に、彼らに声をかけてください。わたしも、そうしたいです。今号以降も!