あかるく、軽やかな雰囲気のデザインに生まれ変わった岩波書店『世界』2024年1月号に、温又柔の連載「日本語のなかの何処かへ」の第10回め分も掲載されました。
毎回、とっても素敵なイラストで呼応してくださる趙文欣さん。リニューアルされたデザインとあいまって、蜜蜂と花畑にキュンとしてしまった温です。桐野夏生さんのインタビューや、多和田葉子さん、武田砂鉄さんの新連載、錚々たる方々のお名前が眩しいリニューアル号。
とりわけ、私が学生の頃に懸命に読んだ著者のお一人、駒込武さんのご論考との「共演」が感慨深いです。今号で最終回を迎える中村隆之さんの「ブラック・ミュージックの魂を求めて」も面白かった・・・伊藤詩織さんが聞き手をつとめたワヨミ/ポールニマさんのインタビューも必読です(しかも最後の頁には、トニ・モリスン『暗闇に戯れてー白さと文学的想像力』を翻訳なさった都甲幸治さんのメッセージが!)改めて、自分がここで連載を持たせてもらえたことに、今まで以上に姿勢を正したくなります。
「日本語のなかの何処かへ」も、ついに10回めを迎えました。今回は、名前について。私は相変わらず、名前のことばかり考えています。というわけで、この「姉妹篇」こと、「それらしくない名前」というエッセイもアップします🐝🌷
「それらしくない名前」については、有料記事ですが、こちらもどうぞご参考くださいませ。